イニシャルネーミングはアルファベットの頭文字を社名に組み込む方法です。
セールスポイントなどはアピールしづらいのですが、名前をショートカットするので、2文字〜4文字に間に社名を抑えられるので、記憶定着率が高いのが魅力です。
携帯電話業界で破竹の勢いを見せる「au」、そしてその親会社である「KDDI」もイニシャルネーミングです。
「TBS」や「NHK」など主にコンピューター関係などの先端技術系の企業に多いのですが、中には健康食品、化粧品メーカーの「DHC」などもこのイニシャルネーミングを採用しています。
中にはとんかつフランチャイズメーカーの「KYK」。
海外ではケンタッキーフライドチキンはロゴだけでなく「KFC」とイニシャルで呼ばれることが定着しています。
イニシャルで名付けられた名前のほとんどが単語の頭文字を組み合わせたもので、意味をギュと凝縮し、名前の印象もスタイリッシュにすることが出来ます。
例えば、「DHC」は大学翻訳センター(Daigaku Honyaku
Center)」の略で、大学の研究室を相手に洋書の翻訳委託業を行っていたのだとか。
化粧品メーカーとして確固たる地位を築いた今でも「DHC」は翻訳会社として有数の規模を誇っています。
イニシャルは「NHK」の「Nippon Hoso Kyokai」という様に長い日本語名をローマ字表示してその頭文字の組み合わせで社名を簡略化させることが多いのが特徴です。
このようにアルファベットの読み方そのままで読むネーミング語法を「イニシャリズム」といいます。
「イニシャリズム」と同じように単語の頭文字を組み合わせる語法ですがもう一つ「アクロニム(acronym)」という語法もあります。
これはアルファベットをそのまま読ませるのではなくて、あたかも実際にある単語と同じように読ませます。
例えば、「レーザー」という単語。
英語の直すと「LASER]というスペルですが、本当は「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation 」の略でそれらの頭文字を組み合わせて出来た言葉です。
普段使う何気ない単語にアクロニムが溶け込んでいることは以外と多いんです。
これを会社名や商品名に応用することが近年増加傾向にあります。
例えば携帯電話の「DoCoMo」。
「DoCoMo」は「 Do Communications over the Mobile network」の略です。どこでも話せるから「ドコモ」と「ドゥー コミュニケーションズ…」をかけているとはなかなか技ありなネーミングですね。
他にもJRの改札口で定期券をかざすだけで通過できるJR東日本の「SUICA (スイカ)」 も「 Super Urban Intelligent CArd」の略です。
このようにユニークな名前の中にもキチンとしたストーリーを持たせるネーミングは親しみやすく、なおかつ覚えやすいので、これからますます主流のネーミング方法になっていくでしょう。
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